先日、客先より設計した装置の不具合の連絡がありました。
シリンダが駆動するたびに装置が振動すると。
おそらくは部品の剛性不足が考えられます。
部品自体は強度はOKだが、剛性はNG。
そこで解析を使って現状と対策形状の剛性確認をおこないました。
こんな感じで解析レポートを提出しました。
対策形状では現状の変位量を39%にまで抑えて剛性アップがはかれました。
設計段階では見つかりにくい振動問題。
設計段階での解決策は経験と勘ということになるが・・・。
今後の課題としては目に見えない経験や勘にたよるのではなく、目に見える形で
検討資料を蓄積していくことが重要。
”モード周波数解析”により部品単体の剛性を上げていくことが求められろう。